ついに。ついに!船のインターネットも発達してきたようです。
amazonが注文できるようになった!!

で、どこで受け取るのよ?海?港?
ノーノー、そこはまだ不便で自宅で嫁が受け取ります(置き配最高)。

で、今は船が面会禁止なので持っていけない。
「船食さん」と呼ばれる、船の食糧納品やらなんやらしてくれる業者さんが、船員向けの荷物をついでに届けてくれるので、お願いします。

宅急便で船宛てに送るのは至難だ…船の時間は昼夜かまわず、コロコロと変わるので、その辺が臨機応変な港の業者さんがいるのです。
というわけで、amazonを船で注文→自宅→船食さん→船、というルートでようやくゲットできる商品。なんて大変なんだ!
(同僚の船長さん曰く、アメリカに行く場合は船食さんにamazon注文代行をお願いできるそうな。ゲンさんはアメリカにかすりもしない中東航路なので断念)
世界中を廻っていると言いつつも、上陸禁止だし、実質ほぼ軟禁状態じゃないか船乗りって…

海から陸、陸から海にリレーして渡すファインプレー!
船のネットがここまで発達していなかったり、古い船でネットがない時もあるわけで。
前の船では、津軽海峡で携帯の電波をキャッチ、わずかな電波とわずかな時間で注文しまくり、富山港近くのファミマでコンビニ受け取り(下っ端が)
何ともギリギリなショッピングをしてたね。

日本に寄港する船でしか出来ない技〜 もし寄港出来無くなったらどうするんだ!

嫁におつかいを頼む、という方法もあれど、なんせマニアックな物ばっかりでややこしすぎる。というわけでamazon使って自分で買えるのはやっぱ最高。


とにもかくにも、欲しい物をゲットするのも一苦労な模様の、船長です。
荷受けしてくれる嫁がいてよかったね!(ちょっと手数料もらうぜ)