うちから近い神戸に寄港した、ゲンさんが乗る船。会えずじまいでしょぼ〜ん。いや、仕方ないんですよ。仕方ないんですけどね。
頭ではわかってるけど、やっぱり心が寂しいと申しております。

で、夢の中にまで出てきました。

めっちゃ船の中走り回ってたよ?(なぜか船の中は豪華だった)必死に探すけど会えませんでしたー。夢の中でも…泣

指先は何年も前から荒れたり治ったりを行き来。しかし先月から突然手の甲がボロボロに。かゆいし痛いし困ったな。
さすがにお医者さんにかかりました。
たまたま「ステロイドを使わない」というお医者さんを見つけたので、行ってみる。(ステロイドは一瞬すごい効くけど治りが悪いのよ)


我慢してることって取り立ててないと思ってたんだけど。
いざ、聞かれて…なんか感情のフタが開いたのか、めっちゃ目から鼻水が…

うーん、寂しい、とか、不安、とかいっぱい溜まってたようです。その気持ち、確かに出さずに溜め込んでました。
お留守番が長くなってきたら、慣れないとやってられないから、慣れちゃうんです。(そして慣れた頃にまた生活が変わる)
あと、湿っぽくなるのも嫌だし、とにかく留守も長いし、笑い飛ばすようにはしてたんです。
でもやっぱり本心は寂しいし、本当は…やっぱしんどい!!!
と、改めて本心に気づきました。普段はなるべく考えないようにしているのです…(だって気づいちゃうとしんどいでしょ?)

ゲンさんが船で頑張ってくれてるから、生活に困ることがなく暮らせているし、絵も描き続けていられるし、文句言ったらバチが当たると思ってしまう。


ちなみに今回行ったのは東洋医学的、心理学的な考えも取り入れてるお医者さんでした。
結構アプローチが面白くて、
「まずは原因になってそうなものを、やめてみて観察しましょう。」
+「感情は発散させましょう。」
+「アトピーは保湿が命!」
とのことで、保湿剤だけもらいました。薬は無し(!)

薬なし、って理想だけど実際出されないと結構ビビりますね。
でもね、結果をいうと保湿剤だけで、だいぶ治ったんです。ビックリ。
料理する時も手袋はめて、手洗いしたら毎回保湿剤塗って。あと思いっきり海で叫んで貝殻投げまくって。グジャーっと絵を描いて。
そしたら大分と治りました。


それでも今回の手荒れに一番効いたなぁ、と思うのは、辛いという気持ちに気づいたことと、その気持ちを病院の人が、あたたかく受け止めてくれた事だったと思います。(口内炎が消えたくらいですもの)
あと普段はやっぱり、友達の存在とか、ゆるくて面白い職場の存在のおかげでとっても気持ちが助けられてるなぁ、と思います。
船乗りの奥さん同士で話すと、そのあたり共感できて、かなり癒されます…やはり持つべきものは、いろんな、友です。