
突然のおつかい司令で旅立ったゲンさん。目指すはアマゾン。川のほう。いや、本当だよ。
ポルトガルの港からアマゾンに向かう船の臨時船長をするのです。

細かい経緯を説明をすると、
慢性的な船長不足→70すぎのおじいちゃん船長にも、頑張って乗船してもらう
→それも限界があるので、交代を探す→しかし船員が交代できる国は限られている
→交代にくるフィリピン人船員はビザの発給に時間がかかる(特にヨーロッパは発給が厳しい)→そうだ、ちょっとの間は、ゲンさんを乗せよう。(マジな話)
船員をめぐる環境が結構過酷!!!船員さんも大変だし、船員の管理をする部署の人が本当に大変そうです。
今日もあんな荷物こんな荷物が届くのは、色んな人の仕事があるからなんやな…

フィリピン人+日本人のゲンさんが動かす船で、アマゾン(ブラジル)からポルトガルまで紙の原料を運ぶ。
私も書いてて訳がわからない。これがグローバリゼーション…

まぁ、飛行機でポルトガルに行って、船に乗ってアマゾン川の河口の港まで行って、荷物を受け取るお仕事です。まとめるとシンプル…?
本人的には短期間、とはいえ1ヶ月船にこもりっきり生活なので、一応そこそこに荷造りしておられる。

メシまずの心配は杞憂に終わり、結構美味しいコックさんに当たった様子。ハズレの場合はふりかけがコックさん。

バーバーゲンさんは船の上でも営業。自分でカットできたら本当に便利ね。

本人はすぐに帰ると言うけど、うん、船乗りの言う「すぐ」は私の感覚とは違うんだよな。
予定通りに帰ってくるとは、もはや思ってないよ。予定は目安だよ。
ポルトガルの港がのんびりしていて、出航が既に4日遅れることになったし…ほらね!!!
というわけで、しばらくまた、お留守番です。