船の食材を船が持ってきた。ギャグみたいだけど本当の話でした。

船の食料管理って難しそうだな…
片道1ヶ月のアメリカ航路の食材が尽きそうだったので、急遽ボートでお取り寄せしたそうな。


聞けばこのボートが片道だけでもン万円だとか。船の世界はスケールがでっかい!
ボートのおかげで久々、食卓に玉子焼きがでたそうな。それを心から喜ぶゲンさん。どれだけ食事が船乗りに大事かわかるエピソード…泣ける。

ちなみに船の食材は、ボートで運ぶときもあれば、トラックで来ることも。

「船食(せんしょく)」と言われる、船の食料業者さんが世界中にあるので、そこから買って、港まで持ってきてもらいます。

買う量がハンパない。そして船の予定はゴロンゴロンと変わる。そりゃー専門の業者さんがいるわけです。
海外でも日本でも、時折腐りかけの物をお届けしてくるところがあったりするようです。船が港から出たら後の祭りだもんな〜

コックさんに期間と人数を元にオーダー表を書いてもらい、船長がチェックするとな。

食材が余りすぎないよう、かといって尽きないようにするのも船長の仕事…もはや店長。

ま、今回はゲンさん見習い中なので、ありがたく食べるだけです。
それにしても船長と店長…
(おまけ)
寄港するついでに、ゲンさんに差し入れを送りました。船食さんに送って、食料と一緒に船まで届けてもらいます。
いや〜今回も調子乗りすぎた。ま、いいか。



とりあえず無事で帰ってきますように。