【船乗り家日記】極寒と酷暑、それが船の夏

夏の船内は極寒と酷暑、究極の二択。

いや、船の夏場っていうのも変ですね。日本が夏でも、オーストラリアにいてたら冬だし・・・いやまぁ、今ちょうど日本に来てるので。

もちろん船にはエアコンがあるんです、でも微調整できない。

船はでっかいエアコン本体から、配管で船全体に冷気が渡るというシステムだそうで(エアコンを動かすのも機関士さんの仕事!)。

暑いお昼間は程よく冷える感じのエアコン。

しかし夜になり、みんなが自室に戻る夜間は、エアコンをつけると極寒・・・。誰か一人エアコンを切ると、一人分余った風がこっちに回ってくるという・・・

でも消すと、酷暑!!!どっちかしかないの!!!

ゲンさん、毎年エアコンが極寒って言ってる気がする・・・

ちなみに貨物入れてるところには、エアコンが届かないのでサウナ状態になるらしいよ!

そもそも、南半球と北半球行ったり来たり(季節が逆転)とか、真冬に東南アジア行くとか、もう自律神経がバグ起こしそうな船乗り生活よ・・・

(おまけ)

奈良は暑い。鹿たちは木陰でじっと耐えていました。エアコンなし生活だもんな、鹿。

夏はまだはじまったばかり・・・と思ったら梅雨が戻ってきた。暑い。私はひたすら伸びています。