いやー、嘘みたいな、でも私には本当の話。

時間が経つにつれ、なんか夫の顔がぼんやり。つい先日、夫の船が日本に寄港したけど会えず。

今年は乗組員は上陸禁止で、何ヶ月も軟禁状態で働くという…スーパーハードな…
日本についたらばLINEのビデオチャットもできるので、まぁなんとかそれをつなぎます。
普段の船内なら通話もできないけどもー。

で、画面越しに見る夫らしき人…アンタ誰?
不精ヒゲボーボーでやつれている。私の知ってる夫じゃない。誰!


とくに私は思ってる事が顔に出てしまう方なので、よそよそしさMAX。
しかも夫の方も心の余裕がない…これでは通話が楽しいはずもなくよ…

船長デビュー戦、最強の敵は汚職大国インド…
だがしかし嫁には知ったこっちゃねぇ(ひどい)

知り合いの船乗りさんとこのキッズも、やはり乗船が続くと父親の顔を忘れて、同じような感じらしい。
というか、私が子どもとか、あと猫と同じなんや…

こんなに留守じゃなければ顔忘れるなんてことはないよ。いないと忘れる、というシンプルな構造。
一ヶ月すぎたあたりから、いてほしい→いなくて当たり前、に切り替わります。勝手に。

そうやってだんだん慣れていきます。一人に慣れすぎた頃に帰ってくるので、再びパニックになるというループ…
う〜ん難しい!